はじめに
さて、今回はレジンクラフトについてです。
レジンクラフトも、太陽の光や紫外線を出すUVライトで固める、UVレジンについて説明していきます。
A液とB液の2種類の液を混ぜるレジンについては、また別に機会があれば、その時に話していきたいと思います。
UVレジンは混合液のレジンと違い、固まるまでの時間がすごく短いから、はじめやすく大量に作りやすいのが利点と言えますね。
作る系業界全般に言えることですが、レジン沼はけっこう奥が深いので、ぜひUVレジンでいろいろなものを創作する楽しみを掴んでくださいね。
もくじ
- はじめに
- 1.UVレジン液
- 2.シリコンモールド
- 3.ようじ
- 4.ゴム手袋
- 5.UVライト
- おわりに
1.UVレジン液
まず、UVレジンクラフトに一番大事なUVレジン液です。
これがないと始まりません。
逆にこれがあればちょっといびつなカタチものであれば何か作れます。
100均にも売ってますが、百均のものだと硬化が甘く、日にちが経つと変色してきたり、ベタベタとしてきたりすることがあるので、なるべく東急ハンズやロフト、手芸屋さんなどに売っている、ちょっと高めなUVレジン液を使うことをお勧めします。
ただ、練習用などのレジン液は、百均のUVレジン液でも十分使えます。
色の調合や商品作りの際の試作品、プロトタイプなど、何か試したいことがあるのであれば、100均のレジン液でも十分ですね。
基本的に、透明なものに着色していくのがレジンの楽しさでもありますが、初心者には色の調合がなかなか難しかったり、色をつけるとレジンの硬化時間が長くなったりと色々あるので、最初は色付きのレジンを買うのがおすすめです。
特に、半透明の濁った色のものであればあるほど、硬化の時間が長くなるので、初心者はなるべく使いたい色の有色透明の物を選びましょう。
そして、レジンクラフトに慣れてきた頃に、透明なものに着色液を加えた、自分オリジナルの色作りに挑戦いくのをお勧めいたします。
とりあえず使いたい色もなく、透明でいいやという方は、透明のレジン液をそのままお使いいただくのがおすすめです。
2.シリコンモールド
次に、シリコンモールド、型を用意しましょう。
UVレジンでは基本的に、シリコンでできた型を使っていきます。
型に柔軟性がないと、レジンを固めた時に取り出せなくなってしまうからです。
できるだけ透明に近いものの方が、UVレジンの硬化を妨げないので便利です。
最初のうちは、小さいものから始めていきましょう。
小さいものは、 Amazonさんなどの通販サイトよりも、100均の方が多く売ってるように思います。
近くの100均にシリコンの型が売ってない場合は、通販サイトでの購入いいとは思いますが、まずは百均を先に見るようにしてみましょう。
大きさも形もいいカンジのものがそろってますよ。
また、半透明のモールドと真っ白なモールドあとどのぐらい固まり方が違うかを実験するために、両方買っとくのもいいかもしれませんね。
3.つまようじ
次は何と、爪楊枝です。
いきなり爪楊枝?と思われた方もいるかもしれませんが、
レジン液はとろとろしていて空気が入りやすいので、その空気を抜くために爪楊枝が必要となります。
また大した量を作らないのであれば、ちょっと進んだ頃にレジンと着色液を混ぜるのにも爪楊枝が活躍します。
もし家のキッチンや食卓に余っているのであれば、便利なので是非使ってみてください。
ない方は、極細の爪楊枝のリンクを貼っておきますので、どうぞ参考にしてみてください。
4.ゴム手袋
次にゴム手袋、もしくはポリ手袋です。
ゴムアレルギーの方はポリ手袋をどうぞ。
両方かぶれるなどで付けたくない方は、布製の手袋でも構いません。
その場合は、なるべく肌にしみてこないよう、二重にするなどの工夫をしてみてください。
なぜ、ゴム手袋が必要かと言うと、アレルギーを起こす可能性があるからです。
すでに、食物アレルギーや花粉アレルギーなどをお持ちの方は是非つけていただき、今のところ何もアレルギー反応がない方も、なるべくゴム手袋をつけてレジンをお楽しみください。
また、アレルギーがひどい方は、花粉用・クラフト用の隙間が埋まるメガネをかけながらやることをお勧めします。
5.UVライト
そして最後に、UVライトです。
もしジェルネイルをやっている方は、すでに持っているとは思いますが、持っていない方は買った方が便利です。
というのも、UV=紫外線は太陽から発せられてるので、一応UVライトがなくてもUVレジンは固まってくれます。
ただ、レジンを固めるためだけに、レジン液が入ったモールドを外に持っていくのがものすごく面倒なので、レジンクラフトを長くやっていきたいと考えている方は、早めに買ってしまった方がとても便利でお得です。
安いもので1000円ぐらいなので、UVライトはもう買ってしまったほうがいいものと言えるでしょう。
おわりに
初心者から抜け出すと、着色液やラメ、ストラップ、丸カンなど、本当に幅広い道具や部品が必要となってきますが、今からレジンを始めたいという超初心者の方には、この5つのアイテムをそろえることをお勧めいたします。
最初から揃えちゃうのも、手ではありますけどね。
換気や取り扱いなどに十分注意しながら、UVレジンをお楽しみください。
以上、『UVレジン初心者が揃えるべき 5つのレジンクラフトアイテム』でした。